パロディはNG!? プリントTシャツを作る際の著作権について

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夏休みがあっという間に終わってしまいましたね。9月に入れば体育祭に文化祭と学校行事が目白押しですね。ぜひクラスTシャツを作って盛り上がりましょう!
ただクラスTシャツを作る時に注意することがあります。
せっかくの体育祭なので世界に1つだけのものを作ってたのしんでくださいね。
今回はこの時期よくお問い合わせいただくパロディTシャツについてのご注意です。

著作権・肖像権・商標権ってなに?

簡単に説明するとこんな感じになります。

  • 著作権は写真や画像、キャラクターアニメなどの著作物を法律により守られた権利。
  • 肖像権はアーティスト、有名人、著名人などを第三者に使われないようにする権利。
  • 商標権は商標登録されているキャラクターやロゴを勝手に使われないようにする権利。
  • 世の中に出回っている様々なデザインはだいたいこの上の権利のどれかで守られており許可なく使用すると違法になる可能性があります。
    もちろん許可を取れば使用できますが、時間がかかったり使用料がかかったり、そもそも許可が下りない場合があります。
    また例え似たようなデザイン、少し手を加えるなどしても元ネタが分かってしまう場合「二次利用」となりこちらもプリントすることができません。
     

    インファクトリーでプリントができない!?注意したいデザイン

    1)既存のキャラクター

    テーマパークにいる有名なキャラクターの版権が厳しい事は有名ですが他のキャラクターももちろん同じ権利で守られています。
    シルエット、体の一部などでもそのキャラクターとわかるものはプリントが難しいです。
    目に線を入れるキャラクターにメガネをかけるでも元のキャラクターがわかるものはプリントをお断りする場合がございます。
     

    2)アーティストの顔、歌詞など

    まれにライブで応援するために作るのであればOKを出している事務所さんもありますが多くの場合こちらもNGです。
    実際に作ってしまうと公式グッズなどが売れなくなりアーティストの活動を妨げる行為にもなりかねません。
    確かにかっこよくて使いたい!と思うものもたくさんあるかと思いますがアーティストを応援する場合は公式グッズを買いましょう。
     

    3)企業ロゴ、番組ロゴ、ブランドロゴのパロディー

    企業ロゴなどはその商品、会社のイメージなどを印象付ける大切なものになります。
    例えば缶ジュースのロゴがあったとして本来のイメージにそぐわないデザインのパロディーTシャツを作ったとします。
    それを着て街を歩いたとして周りの人がそのデザインを見た時に本来意図しないイメージがついた場合、商標元はタメージをかぶります。
    雰囲気を守れば大丈夫なんてことはありませんがそれぞれのロゴに込められた思いを思い出してみましょう。

     

    5)ネットに上がっている画像版権は大丈夫?

    例えばインターネットで「餃子」と画像検索したとして餃子のイラストがたくさん出てきますよね。
    その中の一つを軽い気持ちで使うともしかすると有料の画像の可能性が!!!
    もしインターネット上で気になる画像があれば画像の表示先で著作権があるかどうか確認してからご使用ください。
     

    私的利用でもプリントができないわけ

    よく「個人的に使うものだから大丈夫ですよね。」とお問い合わせいただきます。
    例えばTシャツを準備してプリントまで全てご自身で行うのであれば個人使用として利用許諾を得る必要なく著作物を使用できます。
    ただし弊社のようなプリント会社にプリントを委託する場合はデザインに対して金銭のやりとりが発生するため個人的に利用の範疇を超えてしまいます。
    そのため個人使用であっても著作権にかかわるものはプリントをお断りしております。
     

    学校行事でもパロディTシャツはNG!?

    学校で著作権を使用する場合下記法律があります。

    【著作権法第35条】
    教育を担任する者やその授業を受ける者(学習者)は,授業の過程で使用するために著作物を複製することができる。
    また,「主会場」での授業が「副会場」に同時中継されている場合に,主会場で用いられている教材を,副会場で授業を受ける者に対し公衆送信することができる。複製が認められる範囲であれば,翻訳,編曲,変形,翻案もできる。
    出典元 文化庁

    ただしこの場合授業に使われる教材などをさすことが多く、学校祭も授業の一環とはされるようですが「クラスTシャツをつくること」が授業の一環に含まれるというのは難しいようです。
    また学校祭が終わった後そのTシャツの取り扱いも十分気を付けなければならないものになります。
    例えば誰かがそのTシャツを着て街中を歩いた時、SNSにアップして著作者の目に触れてしまえばトラブルにもなりかねません。
    残念ですがそのためクラスTシャツのパロディーTシャツもプリントする事が難しいです。

      
    毎年パロティTシャツのお問い合わせが大変多く、なんとかギリギリ大丈夫そうなラインを検討しプリントOKかどうか判断しております。
    ただ明確なガイドラインがなく弊社も判断が難しい状態です。
    数年前パロディーTシャツを売っているお店の店長が逮捕された事例もございます。
    万が一版権等でトラブルになったとしても弊社では一切の責任が取れませんのであらかじめてご了承ください。

    いろいろ読んでデザインが変わらなくなってしまったという方はお気軽にお問い合わせください!
    せっかくのお揃いTシャツなので世界に1つだけのデザインを作ってたのしみましょう!