【オリジナルTシャツのデザイン例】レトロブームはオリジナルTシャツの世界にも?レトロなデザインの魅力を紹介

デザイン例

オリジナルTシャツに限らず、レトロなデザインはいつの時代も人気が高いですよね。オリジナルTシャツにも、レトロなデザインを取り入れる方は多くいらっしゃいます。
自分もレトロで可愛いオリジナルTシャツが作りたいけど、デザインをするのが難しそうだと思って諦めていませんか?
レトロと一口に言っても、様々な表現の手法があります。今回の記事では、レトロなデザインにはどんな種類があるのか、実際にオリジナルTシャツにレトロなデザインを取り入れるときのコツなどを紹介します。

そもそも、レトロってどんな意味?

レトロは、retrospectiveの略語。懐古趣味のこと。 思想的・政治的に過去の価値観を軽視せず伝統を重んじる保守主義とは異なり、サブカルチャー的な世界における「古き良きものを懐かしみ愛好する」趣味を指す。古さやノスタルジーを感じさせる事物を好意的な意味で「レトロな」と形容する語としても使われる。

【レトロ-Wikipedia】より引用

よく耳にする「レトロ」という表現ですが、明確な定義などは決まっていないようです。ノスタルジックという感覚的な広い意味で使われているという特性から、時代によっていろいろなジャンルの「レトロ」が生まれているのですね。今は新しいとされるデザインや表現方法も、何十年後かにはレトロなデザインとして愛されているかもしれません。
似たような意味合いで使われる「ヴィンテージ」や「アンティーク」という言葉もありますが、違いはなんでしょうか。

「ヴィンテージ」や「アンティーク」との違いは何?

ヴィンテージ

ヴィンテージ(vintage)という言葉は、作られた年代が明確にわかっている古いものを指します。元来はワイン用語で「ぶどうの収穫→醸造→瓶詰め」の工程をフランス語では「ヴィンテージ」と表現しています。〝○○年もののヴィンテージワイン〟のような表現も耳にしますよね。そこから広義でデニムやジャケットなどの衣類、車や楽器などの「古き良きモノ」に対して使われる言葉となりました。製造された当初は全く同じモノでも、10年、30年、50年という時の流れを経て、新品のモノにはない独特な風合いまれるのがヴィンテージ品の魅力の一つですね。

アンティーク

アンティーク(Antique) という言葉は、フランス語で「骨董品」を指します。さらに元の起源を辿ると、アンティクウス(Antiquus)というラテン語では「古い」という意味を持った言葉のようです。
どのくらい古いものをアンティーク(骨董品)と定義するかの明確なラインもあります。1934年にアメリカ合衆国で制定された「通商関税法」にて、「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」として定められました。
レトロやヴィンテージとは異なり、アンティークと呼ばれる品物には明確な決まりがあるのですね。ヴィンテージのTシャツは耳にするけれど、アンティークのTシャツは聞いたことがないのがなんとなくわかりました。

レトロなデザインにはどんなものがある?

一言で「レトロ」と言っても、幅広い種類のレトロ感があります。古めかしさやノスタルジックな印象を与えるという意味の通り、感覚的な部分に頼る表現方法ですからね…。
今回は、筆者が調べてみて気になったいろんな種類の「レトロデザイン」の魅力を紹介していきます。

昭和レトロ


「昭和レトロ」とは、文字どおり昭和時代を懐かしむことを指します。現代に生きる人間が抱く、昭和時代へのある種の憧れも相まって、当時の雰囲気を感じさせるノスタルジーを感じさせるデザインが人気を高めていますね。昭和レトロの中でも、昭和40年ごろに流行したキッチュな色使いやデザインのことを「昭和レトロポップ」と表現したりもします。キッチュって言葉がまずもうかわいいですね。筆者が好きな映画の一つに「嫌われ松子の一生」という作品があるのですが、昭和レトロポップをたくさん感じられるので昭和レトロポップが好きな人にはオススメです。画のポップさに反比例してストーリーは全然ポップじゃないですが(え)。

ニューレトロ(NewRetro)


ニューレトロとは、新しさ(現在/未来)の〝new〟と回顧(過去)の〝retrospective〟の2つの意味の言葉を融合させた造語です。ノスタルジックな要を残しつつ、現代の感覚で再構築し楽しんじゃおう!という欲張りな表現方法です。2018年ごろから韓国を起源に使われ始めた言葉のようで、最近ではWEBデザインやミュージックビデオなどにも幅広く使われています。レトロな写真と現代的なフォントを組み合わせてみたり、反対に現代的な写真にレトロなフォントを組み合わせてみたりすると、意外と簡単にかわいいデザインができるかもしれません。個人的な印象ですが、ビビッドなカラーや補色になるような配色が使用されていることが多いように感じます。

グリッチデザイン(Glitch)


グリッチとは、ゲームやテレビ、パソコンなどの液晶画面にバグが起こった際に発生する映像の乱れを指します。最近ではめっきりみなくなりましたが、アナログテレビにて電波の悪い時に見られたノイズの乱れなどが想像しやすいですかね。
このような「グリッジ」と呼ばれる表現を敢えてをデザインに取り入れることで、アナログ感の残ったレトロな雰囲気と、デジタル感の感じられる近未来風の雰囲気をうまく作り出すことができます。

ピクセルアート(Pixel art)


ピクセルアートとは、1970~90年代のいわゆるレトロなビデオゲームのグラフィックに多用された技法です。ドット絵という方が親しみ深いかもしれません(ちょっと格好つけてピクセルアートと表現しました)。90年代ごろまでのゲームは、現代と比べてソフトに収録できる容量が少なく限られていました。そのため、画素数が少なくて済む「ピクセルアート」で表現することで、ゲーム自体のボリュームを増やしていたりしたのです。近年ではデジタル技術も大きく進歩して、高いグラフィック技術を使用したゲームも増えてきましたが、それでもノスタルジックで懐かしい印象を与えるドット絵も広く愛され続けていますね。ゲームだけではなく、映像作品やWEBデザイン、アートなどに取り入れられることもよくあります。

まとめ

今回はレトロな印象を与えるデザインをいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
年代や文化、国によって様々な酒類のレトロデザインが生まれてきました。レトロデザインには厳密なルールや決まりなどはありませんので、自由なデザインが主流のオリジナルTシャツのデザインに取り入れるのにはオススメです。実際に作成する時には、Tシャツのカラーとデザインのカラーに注意してみるとイメージ通りのTシャツが仕上がるかと思います。淡い色味のデザインであれば、Tシャツもくすみ系の色を選択するといいでしょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!!

Written by 小林

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