カジュアルな着こなしが人気のパーカーですが、こだわりのオリジナルパーカーを作るのでしたら、せっかくなら高品質なパーカーに仕上げたいですよね。高品質なオリジナルパーカーを作る際のこだわりポイントを詳しく紹介していきます。
こだわりポイント1.パーカーの生地・厚さ
高品質なオリジナパーカーを作る場合、一番重要なのがパーカー自体の品質です。パーカーは肌触りや保温性、通気性などが重要な要素となるため、高品質なパーカーを選ぶことももちろんですが、使用に適切な素材を選ぶことも重要です。素材によって価格や耐久性も全く異なるので、予算や目的に合わせて素材を選定しましょう。
また、パーカーは表地と裏地が別加工になっているものが多いです。最近はポリエステル素材のパーカーも人気ですが、今回は高品質のオリジナルパーカー作成についてなので、スウェット生地の商品の裏地2パターンを紹介します。
高品質オリジナルパーカーにおすすめしたい生地の厚さは?
高品質なパーカーを作りたい方におすすめの厚さは10オンス前後です。ちなみにオンス(oz)とは生地の重さの単位です。アメリカで常用されている単位なのですが、1オンスあたり約28gほどですので、10オンスの場合おおよそ300g弱のパーカーとなります。薄すぎると安っぽく見えてしまうし、厚くて重たい生地は普段使いとしては着用しづらくなってしまいます。10オンスぐらいが丁度良く、高品質なオリジナルパーカー作りに向いている厚さと言えるでしょう。
通年を通して着用しやすい!パイル(裏毛)
タオルのようになっている肌触りのいい生地です。吸水性も高く、汗を吸いやすい素材のため、スポーツの場でも活躍しやすく、使い勝手のいい素材なので、パーカーの中では人No.1の素材。毛玉もできにくいので、長く使用するパーカーを作りたいときにおすすめしたいのは断然パイルです。オールシーズン着やすいので、温度調整にもおすすめです。
寒い季節といえばこれ!裏フリース(裏起毛)
生地の表面はパイルと全く一緒ですが、こちらの裏地はふわふわとした暖かい素材です。特殊な加工で裏地を起毛させて空気を含ませているので、体温を逃しにくい作りとなっています。冬場に着用するなら絶対におすすめしたいのは裏起毛!1枚羽織るだけで暖かさが全然違います。パイルとは逆に毛玉ができやすいのが難点ですが、毎冬買い足したくなるような着心地です。
こだわりポイント2.パーカーのブランド
インファクトリーで取り扱っているおすすめの高品質パーカーブランドを紹介いたします。各ブランドの特色やこだわりがありますので、より高品質なパーカーを作るために、自分にあったブランドを選んでみてはいかがでしょうか?
品質と歴史 United Athle(ユナイテッドアスレ)
- Many Types, Authentic Quality
豊富な種類と確かな品質90年以上の歴史が語るものづくりへのこだわりと安定感。
なにごともベースがあるからこそ
その上に積み重ねることができるのです。
Tシャツをはじめとする160を超えるバリエーション、
選べる楽しさと高いクオリティーを誇るブランクアパレルブランド、
それがUnited Athleです。
商品のサイズ感、カラー、縫製まで、とにかく品質にこだわり抜いたスタイリッシュなブランドです。United Athleのパーカーは一度使うと他の商品では物足りなくなるほどの魅力があるようでリピーター続出のブランドです。アパレルメーカーさんも御用達のUnited Athleのパーカーを使用すれば高級感漂うおしゃれカジュアルなオリジナルパーカーを作成できること間違いなしです。
王道中の王道 Printstar(プリントスター)
- “WEAR YOUR IMAGINATION”
発想を着ようアイデアひとつで、世界が広がる。
Printstar『プリントスター』は、安心の品質と
豊富なバリエーションで、
あなたの想いをカタチにします。
プリンタブルウェアの販売最大手のブランドです。オリジナルウェアを作るならここ!といっても間違いないほどの王道ブランドなので、迷ったらプリントスターを選べば間違いありません。カラーやサイズの展開が豊富なので幅広い要素に対応できます。
アメリカンカジュアル cross&stitch(クロスアンドステッチ)
- いつの時代も変わらぬ王道着るほどに馴染むトレンドに左右されないオーセンティックなアイテムを提案します。
アメリカンカジュアル等にみられるスタイルを継承し、長年着られる飽きのこないデザイン。
丈夫で力強く、いつの時代も変わらない、王道を貫くカジュアルウェアをご提案いたします。
力強く、厚手な印象のパーカーが多いブランドです。昔からの王道のアメリカンな風合いの商品が多く、他のブランドとは一味違うオリジナルパーカー作成できます。しっかりとした厚手の生地なのに、価格帯は意外とリーズナブル。高見えコーデにぴったりのブランドです。
こだわりポイント3.パーカーの形
こだわりのパーカーを作るためには、パーカーの形状もしっかり選び抜くことが必要です。どれも人気の形ですが、使用用途にあった形のパーカーを選ばないと、せっかくの高品質オリジナルパーカーも台無しになってしまいます。どのようなシチュエーションで、何を重要視してプリントパーカーを作るのか、もう一度しっかり考えましょう。
プルパーカー
パーカーといえばこれ!という一番ポピュラーな形のパーカーです。1枚でも様になりやすく、カジュアルな着こなしが人気です。ジップがない分シンプルですっきりとした印象。普段使いしやすさNo.1の定番パーカーです。
おすすめ品番→ Printstar スタンダードWフードプルパーカー(裏毛)188-NNH
ジップパーカー
着回し力抜群なのはなんと言ってもジップパーカーです。Tシャツの上からでもサラッと羽織れるので温度調節用にもおすすめ。ジップを閉めてもおしゃれに着こなせます。重ね着をしておしゃれの幅を広げることもできますね。
おすすめ品番→United Athle スウェットフルジップパーカー(裏毛)5213
ビッグシルエット
ゆったりとした着心地が人気のビッグシルエットパーカーです。広い身幅と肩が落ちるたっぷりとした生地のパーカーが最近のトレンド!有名ブランドでもオーバーサイズなシルエットのパーカーも出ているので、流行の最先端をいくパーカーを作りたい方にはおすすめです。
おすすめ品番→United Athle T/Cビッグシルエットプルオーバーパーカ(裏起毛)5631
ポケットレスパーカー
パーカーといえば、背中上部を隠すくらいの大きなフードと、お腹にある大きなポケット、という印象を覆す【ポケットレスパーカー】。インファクトリーでも1点しか取り扱っていない、特別なパーカーです。パーカーの胸中央はポケットがあるため、通常縦20cm程度までしかプリントができませんが、このパーカーでしたら最大縦40cmまでプリント可能です!なるべく大きくプリントを入れたいのに、背中にプリントするとフードで上部が隠れてしまう…とお悩みの方に是非おすすめしたいアイテムです。
おすすめ品番→cross&stitch スウェットプルオーバーポケットレスパーカ(裏毛)SP2252
こだわりポイント4.プリント方法
インファクトリーでは、生地の厚さやデザインの再現度等の関係で、パーカーはインクジェットプリントに対応としておりません。必然的に、プリント方法はシルクスクリーンか転写のいずれかとなります。
シルクスクリーン
高品質なオリジナルパーカーを作る時に一番おすすめしたいのはシルクスクリーンプリントです!穴の空いた版にインクを流し込んで刷り込めるプリント方法です。
仕上がりも綺麗で、インクの発色も抜群!さらにプリントも長持ちします。大手アパレルメーカーもシルクスクリーンで加工した商品が一番多いかと思います。はっきりとした色合いが特徴で、色数が多いと割高になりますが、それでもシルクスクリーンをおすすめしたくなるような美しい仕上がりです。
さらに、インファクトリーのシルクスクリーンプリントは完全手刷りです。職人の技が光る、高品質なオリジナルパーカーを作成する際は絶対にシルクスクリーンをおすすめします。
転写
専用シートに専用プリンターでプリントしたあとに、熱でシートを圧着する方法です。仕上がりはアイロンプリントのようにシートを貼り付けたツルツルとした質感です。
シルクスクリーンの多色プリントはもちろん綺麗ですが、色が増えれば増えるだけ金額が上がります。転写プリントは何色使用しても金額が変わらないので、色数が多いけど安価に仕上げたい場合は転写プリントがおすすめです。また、シルクスクリーンで再現できないようなグラデーションや人物の写真のプリントも得意としています。色数を増やすとパーカーも華やかに仕上がります。
最後に
以上が、オリジナルのパーカーを作るときのこだわりポイントです。まとめますと、下記の3点をクリアすれば繰り返し使いたくなる高品質なオリジナルパーカーを作成できます。
- 1.10オンスくらいの厚さのパイル生地
2.自分の使用用途にあったブランド・形のパーカー
3.シルクスクリーンプリント
(多色でも仕上がりにこだわりたいなら是非!)
もちろん、デザインや用途、予算によって他の条件の方が向いていることもございます。仲間としっかり相談しながら自分たちだけの高品質パーカーを作り上げていきましょう。隅々までこだわって作り上げたパーカーはきっと最高品質で満足のいくオリジナルパーカーになります。もちろん、迷った場合はプロに相談することも大切です!困ったときはインファクトリーにご相談くださいましたら、お悩み解決のお手伝いをさせていただきます。
2024.04.01 岡田