蛍光プリントでオリジナルTシャツを作ろう!使えるインクは全5カラー

デザインについて

近年、海外のアパレルブランドを中心に、蛍光色を取り入れたコーディネートが流行っています。でもバッグやスニーカーなどの小物類ならともかく、「蛍光色のTシャツを着るには抵抗がある」という方もいますよね。私もその一人です。蛍光色は良くも悪くも好みが分かれるカラーですし、メインで使うにはなかなか難しい…。

そんなときはTシャツのカラーを蛍光色にするのではなく、プリントカラーを蛍光色にする方法がおすすめです!今回は昨今のトレンドを意識し、蛍光プリントでオリジナルTシャツを作るときのポイントを紹介していきます。

蛍光プリントとは

初めに 「 蛍光プリントとは何か 」 を軽く説明しますと、蛍光のラバーインクを使ったシルクスクリーンプリントのことです。蛍光のインクは蛍光顔料を混ぜて作られるため、通常のラバーインクよりも彩度が高く、鮮やかな発色になります。

蛍光色を直訳するとネオンカラーという意味になるので、その言葉のイメージから 「暗闇で光るの? 」 と思う方がいるかもしれませんが、蛍光プリントは自ら光を放つものではありません。暗闇で発光するものは蓄光プリントと呼ばれていて、蛍光プリントとは別の種類です。語感が似ているせいでややこしいのですが、インファクトリーでは蓄光プリントはできないので混同しないように気をつけてくださいね。

蛍光インクは全5カラー

蛍光プリントに対応しているインクは全部で5カラーです。

プリント対応のインクカラー

普通のインクに比べるとカラー展開は少ないものの、どれも定番で使いやすいですね。特に人気が高い色は 「 蛍光イエロー 」 と 「 蛍光ピンク 」 ですが、個人的には蛍光ブルーが一番好きです。市販のTシャツとは違い、自分の好きな色でプリントできるところがオリジナルTシャツの良さなので、ぜひ自分の好みに合ったカラーを選んでみましょう。

蛍光プリントのメリットとデメリット

ここで、蛍光プリントのメリットとデメリットに触れてみます。

メリット

周りと一味違うTシャツを簡単に作れる

蛍光プリントは通常のプリント料金にオプション料金を追加するだけで出来ます。つまり自分でデータを加工する必要がなく、注文するときに 「 蛍光でプリントしたい 」 と伝えて、あとはこちらにおまかせ。周りと一味違うTシャツを作る方法としては最も手軽で簡単です。

デザインを主役にできる

例えば蛍光イエローのTシャツに黒でプリントする場合、パッと見て目が行くのはTシャツ本体の色です。人間の視覚は目立つものを優先的に捉える機能があるので、 「 蛍光色のTシャツ×通常のインク 」 だとどうしてもTシャツの印象が勝ってしまうんですよね。

では反対に、黒のTシャツに蛍光イエローのプリントだとどうでしょうか?おそらく、多くの人がTシャツの色よりもプリントされているデザインの方に惹かれると思います。デザインをアピールしたい場合には「通常のカラーTシャツ×蛍光インク」の組み合わせがぴったりです。

蛍光色が苦手でも取り入れやすい

こちらは冒頭でお話しした通りですね。「 蛍光色をメインで使うのはちょっと… 」 と思っている方も、プリントカラーを蛍光にする方法であればアクセントとして取り入れやすいのではないでしょうか。

デメリット

フルカラーの印刷はできない

蛍光プリントは「蛍光のラバーインクを使ったシルクスクリーンプリント」です。シルクスクリーンプリントではフルカラーの表現ができないため、デザインは単色にする必要があります。

デザインの再現性が限られる

蛍光のインクは普通のインクよりも生地色の影響を受けやすくなっています。そこでなるべく綺麗に仕上げるためにインクを3~5回重ね刷りするのですが、その際に細かい線や点、隙間などに潰れが発生してしまいます。

こういった理由から、蛍光プリントは繊細なデザインよりもシンプルなデザインの方が向いています。また、柄が大きければいいというわけでもなく、ベタ面積(インクを乗せる部分)が大きいとインクがひび割れしやすくなるので、ちょうど良いバランスにすることが大切です。

ブルゾンには非対応

Tシャツのインクは水性のラバーインクですが、ブルゾンのインクは油性のラバーインクなので、それぞれ性質が異なります。インファクトリーには油性用の蛍光インクが無いため、ブルゾンの蛍光プリントには対応していません。Tシャツの他にポロシャツ、トレーナー、パーカーなどであれば問題なくプリントできますので、蛍光プリントを希望する場合はブルゾン以外の商品でご注文してくださいね。

使用例

これまでの内容を踏まえ、使用例を作成してみました。

OK ロゴイメージ

NG ロゴがフルカラー

おすすめできない 細かい柄 ベタの大きい柄

あまりおすすめできない例として、細かい柄やベタが大きい柄を挙げているのですが、まったくプリントができないというわけでもなく、綺麗な仕上がりにならないことをあらじかめご了承いただけるのであれば製作を承ります。自分の考えたデザインが蛍光プリントに適しているかどうか分からないときは気軽にご相談いただけますと幸いです。

まとめ

蛍光色は使いこなすのが一見難しそうなカラーですが、デザインに少し取り入れるだけでも全体の印象が一気に明るくなります。「普通のTシャツじゃ物足りない」という方は、この機会に蛍光プリントでの製作を検討してみてはいかがでしょうか?

Written by 湯浅

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